こちらは1919年、オーストリアの哲学者、ルドルフ・シュタイナーによって、ドイツに最初のシュタイナー学校がつくられました。やはり世界中に広がり多くの学校が設立されていますが、日本でシュタイナー教育を取り入れているのは、保育園、幼稚園です。
この教育法では、人生に自ら意味を与えることのできる人間を育てる、ということを目標にしており、自由への教育、ともいわれます。ここで言う自由とは、自分で自分をしっかりとらえ、一番深い内部の欲求から自覚的に行動すること、を意味します。
シュタイナー教育では、子供の発達について、0歳から21歳までを3段階に区切って考えます。最初の段階0〜7歳は、感覚や意志の成長の時期、 7〜14歳は感情、14〜21歳で、論理的な思考力、判断力を発達させていく、とされています。幼児期の知育偏重教育は、こどもの感情発達を妨げるということになります。
幼児期に当たる最初の段階では、直接の体験を重視します。こどもは周りの全てを模倣するので、模倣にふさわしいものをおいてやる。周囲の大人も、模倣されて良い存在でなければならないといいます。具体的な例としては、掃除、洗濯、お菓子作りなどを、意識的にこどもと一緒にする、というようなことになります。シュタイナー教育を受けさせたいなら、これもまた、こどもだけでなく、大人も一緒に理解することで、効果がありそうですね。
