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幼児にとっての音楽、美術、運動

伸び伸びと描かれた絵の輝き

こどもの絵を見るのは楽しいものです。当然ですが大人には到底描けない、思いがけない作品をよく見かけます。これもまた、この方面に才能があるのではないか、と思わせたりしますね。絵は形として見ることができるので、音楽よりも評価の対象になりやすいという側面があります。発達段階に応じて描き方が変化することも、専門家の間ではよく知られています。経験を積んだ指導者が見れば、自由に描かれた絵から、こどもの気持ちをある程度推し量ることもできます。

見ていて気持ちがよい絵は、気持ちがストレートに表現されたものです。暗い気分が反映されていれば、ちょっと考えてしまいますが、それでもその絵を描くことで、こどもの気持ちは開放されているはずです。

幼児の絵の場合、教えられて描いた「上手な」絵には、感心はするけれども、感動はしないのではないでしょうか。技術の習得は、本人が成長し本気で身に付けたいと思えば、それからで充分間に合うことは、たくさんの例があります。自由に伸び伸びと描いている時の気分。それこそが、こどもの絵の価値といえるのかもしれません。