幼児と接していて、「あれ、この子音感がいいな」と感じることがありますね。そう思うと早速、何か習わせたらよいのだろうか、と考えるのも自然なことといえるでしょう。そうなると、巷にある各種の音楽教室が目に付いてきたりします。こどもの才能を伸ばしてやりたい。誰もがそう思います。
こども自身が教室に行きたいかどうか、まずはそれからです。そして、才能を伸ばしたいあまりに、技術の向上にばかり目が行っていませんか?幼児の時いくら上手でも、何年かするうちには、あまり差がなくなってしまいます。それよりも、音楽の楽しさを全身で味わえることが、後になって才能の開花に繋がりそうです。
音楽を聴いてワクワクしているこどもの目は、きらきら輝いています。心が開放される感覚は、大人でも経験がありますよね。この感覚を味わうチャンスを、偶然にではなく、意識的にこどもに提供できる場として、音楽の教室に行かせることは、意味のあることでしょう。手間を惜しまず、幼児の心と身体の発達に応じて、本当に「楽しめる」プログラムを行うところを探すことが大切です。これも、こどもの性格や好みを考えて選ぶようにしましょう。
