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幼児とのコミュニケーション

食べることは文化です!「食育」

衣食住のうち「食」は一番、生き物としての人間と直結しています。生活習慣と関係して、現在最も、生き物として不自然な状態にあるのがこの「食」ではないでしょうか。食事の時間がずれていたり、不規則に間食が多かったり、食材そのものも人工的な部分が多く、自然の生命力が失われていたり、などと「食」をめぐる問題は色々あります。

食べ物は身体をつくる、言い換えれば、その人をつくる素です。育てる、養う、という言葉の代わりに、食べさせる、というくらいです。また、一緒に食事をする、ということは古来、特別な意味を持っていたようです。共同体としての意識が高まるのですね。幼児にとっては、家で家族揃って食事をすることで、自分の居場所が確認できる、ということになります。栄養のバランスの良い食物を、信頼する大人と一緒に食べることは、心に安定をもたらすでしょう。

また、季節感あふれる行事食といったものも、心の豊かさを育てます。お彼岸のぼた餅やおはぎ、お月見の団子、そしてお正月のおせち料理や郷土のお雑煮など。それぞれにまつわる話や、自分の思い出を話したりすることは、文化の継承でもあります。大人にとっても、忙しく流れていく日々に、潤いのある節目となるのではないでしょうか。