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親にとっては「しつけ」が大事

子どもを育てる言葉の力

褒めることと重なりますが、こどもでも大人でも「愛されている」「認められている」ことが生きる意欲に繋がります。言葉で言わなくても伝わるはず、などということはありません。もちろん言葉だけでなく、その時の表情、口調、態度全てから、言葉と相手の気持ちが一致していることを確認できて初めて、安心するのです。この安心感というのは、幼児にとって大人が想像する以上に重要です。

何があってもこの人だけは自分を守ってくれる。こういう存在を実感できるこどもは、社会で遭遇する様々な困難を、成長の糧にすることができます。幼児にとっては、安心して甘えられる存在、といってもよいでしょう。「甘えさせる」のと「甘やかす」のは違います。幼くてもすでに個人間での性格の違いは大きいですから、甘えたい気持ちをためらいなく出せる子と、我慢して溜め込んでしまう子がいます。後者のタイプはいわゆる甘え下手、ということになります。大人が察してやらなくてはなりません。

幼児を見守る大人にとって大切なことは、その子をよく見る、ということに尽きるのではないでしょうか。一緒に喜び、一緒に悲しみ、たくさん共感することで、心を育てる言葉が見つかりそうな気がします。