ここ数十年、核家族での子育てが大多数になりました。初めて親になったところで身近に相談相手がいない、あるいは多くの大人の目がない状態で育つ、といったことがよく言われます。大家族で育った世代が多かった頃は、このような環境のマイナス面が指摘されがちでしたが、今や核家族で育った世代が親になっています。これからは、良い、悪いの観点ではなく、それぞれの家庭ごとに無理のない範囲で、こどもにとって快適な環境を整えていく、というふうに考えてみてはいかがでしょう。
こどもにとって良いというのは、何を基準にしたらよいのか、その前に、どういう人間になって欲しいのか、を真剣に考えてみましょう。それから、最も身近な自分自身の、こどもの頃を思い出してみましょう。じっくり振り返ることで、思いがけず自分が開放感を得ることもあります。
こどもと向き合うのに、大人とはいえ不安は付きものです。こどもにとっては、向き合う大人ができるだけリラックスした気分でいることが重要です。ストレス社会といわれる現代、なによりも大人の気持ちが安定していることが、求められているといってもよいでしょう。
